「いろいろあったのでメモする」
「なんだい?」
「AzureのVMでftpサーバーを作成する方法」
「OSはどれ?」
「たぶんどれでも同じ」
「ポイントはなんだい?」
「Azureはアーキテクチャ的にエンドポイントを明示しないと通信できないが、ftpは複数のポートを使用する点だ」
「それだけ?」
「そこまでは調べればすぐ分かる。本当に恐いのは、いったい何ポート用意すれば足りるかだ」
前段階 §
「このやり方を説明したページはネット上にも多いので、それを参考にして頂きたい。前段階はこうだ」
- 何らかの方法でftpサーバーの機能をインストールする
- パッシブftpとして動作させる
- その際、後述のポート範囲とVIPのアドレスを指定する
- 必要ならそのサーバ自身のファイアウォールで、指定ポートを開く
- ポート21と指定したポート範囲をAzureのPortalから、その仮想マシンのエンドポイントとして追加する
「それだけなら簡単そうに見えるけど?」
「問題は、エンドポイントの指定が1ポート単位であること。100個とか1000個の範囲を指定するのは無理。ならば何ポートあれば足りるのか?」
「何ポートあればいいの?」
「それは環境次第なので何とも言えない。並列転送するなら、どんどん消費する」
「君のチョイスは?」
「5ポート開ければ、WinSCPのftpクライアントに機能には十分だった。いろいろ調べたネット上の事例を調べると最小のポート範囲を選択したものも5ポートだった。しかし、ソフトによってはもっと欲しいかもしれない」
オマケ §
「強いて何かを付け足したい表情だけど?」
「日本語にはろくな情報が無く、英語の情報を漁ったよ」
「いつものことだね」